裏側矯正とは?見えない仕組みとカスタムメイド装置【五反田】
口元を整えたい。でも、矯正装置を付けた姿は見せたくない——。裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)は、この2つの希望を同時に叶えるために生まれた治療方法です。五反田のようにビジネスの場で人と向き合う機会が多い街では、「治療していることを知られずに進めたい」というご要望を特によく伺います。
とはいえ、「歯の裏側に装置を付ける」と聞いても、どんな装置がどう働くのか、なかなかイメージできないのではないでしょうか。この記事では、裏側矯正とは何かという基本から、装置が一人ひとりのオーダーメイドで作られる理由、表側矯正との構造の違いまでを、初めての方に向けて解説します。
裏側矯正とは|
歯の裏側に装置を付ける矯正
裏側矯正は、ブラケットと呼ばれる小さな装置とワイヤーを、歯の表側ではなく裏側(舌側)に取り付けて歯並びを整える治療です。日本舌側矯正歯科学会は、矯正装置を歯の裏側に装着するため、他の人に気づかれないで治療ができることをこの方法の特徴として説明しています。(参照:日本舌側矯正歯科学会「舌側矯正とは?」 https://jloa.org/for-patient/about-lingual/ )
使われる装置の系統は、実は表側のワイヤー矯正と同じです。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、歯の表面に小さなブラケットを接着し、細いワイヤーを通して、その弾力性などを利用して歯並びを治す装置(マルチブラケット装置)が矯正治療でもっとも多く使われると解説されています。(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の治療法の概要」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-06-002.html )裏側矯正は、このマルチブラケット装置を裏側に応用したものと理解すると分かりやすいでしょう。
なぜ正面から見えないのか
理由は単純で、装置のすべてが歯の後ろに隠れる位置にあるからです。会話や笑顔で見えるのは歯の表側だけなので、通常の距離で向かい合う相手から装置は視認できません。口を大きく開けた瞬間や、下の歯を覗き込むような角度では見えることがありますが、日常のコミュニケーションで気づかれる場面はかなり限られます。
実際、五反田で裏側矯正を選ぶ方の多くは、プレゼンテーションや商談、接客など「口元を見られる場面が日常業務にある」方たちです。営業写真やオンライン会議の画面越しでも装置が映り込まないため、仕事の場面を選ばずに治療を続けられることが、この方法が選ばれる実務的な理由になっています。
歯が動く原理は表側と同じ
「裏側から押して、表側と同じように歯が動くの?」という疑問をよくいただきます。歯が動く原理そのものは、装置が表にあっても裏にあっても変わりません。ワイヤーの弾力が歯に持続的な力をかけ、歯を支える組織が少しずつ作りかえられることで歯が移動します。この原理の詳しい話は表側の装置を例にした解説が分かりやすいため、ワイヤー矯正中の生活を解説した記事や矯正歯科の親ページも参考にしてください。
ただし「同じ原理」であっても、「同じ設計」ではありません。裏側は歯の形状も力のかかり方も表側と異なるため、専用の装置設計と治療計画が必要になります。それが次の章のテーマ、カスタムメイド装置です。
新しい治療に見えて、歴史のある方法
「裏側」と聞くと最近登場した特殊な治療のように感じるかもしれませんが、実際には数十年の歴史があります。日本では1988年に日本舌側矯正歯科学会が設立され、以来この分野の技術向上と情報交換が続けられてきました。(参照:日本舌側矯正歯科学会「一般の方へ」 https://jloa.org/for-patient/ )その間に装置の小型化や製作技術の精度向上が進み、かつて指摘されがちだった違和感や発音への影響は以前より軽減されてきています。「歴史のある方法が、技術の進歩で使いやすくなってきた」というのが現在地です。
カスタムメイド装置が
作られるまで
裏側矯正の装置の多くは、既製品ではなく、その方の歯に合わせて作られるオーダーメイド品です。ここが表側矯正との大きな違いです。
歯の裏側は「一人ひとり形が違う」
歯の表側は比較的なだらかで個人差が小さいのに対し、裏側はくぼみや盛り上がりが複雑で、人によって形が大きく異なります。既製のブラケットをそのまま貼ると歯にうまく密着しないため、歯型や口の中のデータをもとに、1本1本の歯に合わせた装置を設計・製作するのです。装置が小型化し、違和感や発音への影響が以前より軽減されてきた背景にも、こうした製作技術の進歩があります(前掲・日本舌側矯正歯科学会ページ参照)。
装着までの工程
歯型・データの採取
精密検査とあわせて歯型や口腔内のデータを採り、歯の裏側の形状を正確に記録します。
装置の設計・製作
治療のゴールを想定した模型(セットアップ模型)などをもとに、歯ごとの装置と装着位置を設計し、専門の工程で製作します。完成までに一定の期間がかかります。
まとめて正確に装着
完成した装置を、位置決め用の器具を使って計画どおりの位置へ装着します(間接接着法と呼ばれる方法が代表的です)。
ポイントは、装置を付ける段階で治療のゴールがすでに設計に織り込まれていることです。「見えない場所に付けるからこそ、行き当たりばったりでは貼れない」——裏側矯正がオーダーメイドである理由は、ここにあります。
装着後の調整にも専門技術が要る
カスタムメイドなのは装置だけではありません。装着後の調整も、術者が直接見えにくい歯の裏側で、細いワイヤーを扱う繊細な作業になります。表側矯正と同じ資格で行える治療ではあるものの、実務上は裏側特有の訓練と経験が求められる領域です。裏側矯正を検討する際に「どの医院で受けるか」が重視されるのは、この技術依存度の高さが理由です。
表側矯正との構造の違いを整理する
| 項目 | 表側矯正 | 裏側矯正 |
|---|---|---|
| 装置の位置 | 表側:歯の表面(唇側) | 裏側:歯の裏面(舌側) |
| 見た目 | 表側:装置が見える(白い装置で目立ちにくくは可能) | 裏側:正面からはほとんど見えない |
| 装置 | 表側:既製のブラケットを1本ずつ接着するのが一般的 | 裏側:歯に合わせたカスタムメイドが中心。製作期間が必要 |
| 舌との関係 | 表側:舌には触れない(唇や頬に当たることがある) | 裏側:舌が触れるため、発音や舌感に慣れる期間が必要 |
なお、「見えない矯正」としては透明なマウスピース型の装置もあります。固定式か取り外し式かという根本的な違いがあるため、通販型サービスとの違いも含めてマウスピース矯正と歯科医院の関わりを解説した記事で確認してみてください。
五反田で裏側矯正の話を
聞いてみたいとき
仕組みを理解すると、次に気になるのは「自分の歯並びでもできるのか」「費用と期間はどうなるのか」という個別の条件のはずです。裏側矯正は装置の設計自由度が高いぶん、答えが口の中の状態に大きく依存します。検査を受けたうえでの説明が、結局いちばんの近道です。
アトレ五反田 シティデンタルクリニックのご案内
アトレ五反田 シティデンタルクリニックは五反田駅直結の商業施設内にあり、出勤前後や外回りの合間にも立ち寄りやすい歯科医院です。
- 矯正を担当する歯科医師が、装置の仕組みから適応の考え方まで基礎からご説明します。初診相談は無料です
- 年中無休・土日祝も夜まで診療。平日は動きにくいビジネスパーソンの方も通院計画を立てやすい体制です
- 歯科用CTを備え、歯の根や骨の状態から治療の適応を検討します
- 全室完全個室のため、周囲を気にせず口元の相談ができます
- オンライン・LINEからのご予約は24時間いつでも可能です
「仕組みは分かったが、自分の場合はどうか」を確かめる場として、五反田で働く方・お住まいの方はお気軽にご利用ください。
よくある質問
裏側矯正の装置は、どのくらい見えないのですか?
なぜ裏側矯正の装置はオーダーメイドなのですか?
表側の矯正と歯の動き方は違うのですか?
金属アレルギーがあるのですが、裏側矯正はできますか?
上だけ裏側にするハーフリンガルも同じ仕組みですか?
まとめ|裏側矯正とは「設計から始まる」見えない矯正
裏側矯正とは、マルチブラケット装置を歯の裏側に応用した治療で、装置のすべてが歯の後ろに隠れるため正面からはほとんど見えません。歯の裏側は形の個人差が大きいため、装置は一人ひとりに合わせたカスタムメイドで設計・製作され、装着の時点で治療のゴールが織り込まれています。原理は表側と同じでも、設計思想はまったく別物——それが裏側矯正の正体です。
五反田で「知られずに歯並びを整えたい」と考えている方は、この仕組みを踏まえて、自分の歯並びでの実現可能性を相談から確かめてみてください。
自由診療の副作用とリスク
副作用とリスク
- 装置に舌が触れるため、発音のしづらさや舌の痛みが一時的に生じることがあります
- 装着後や調整後に、歯の痛みや違和感が数日続くことがあります
- 装置の周囲は磨き残しが生じやすく、清掃が不十分だと虫歯や歯周病のリスクが高まります
- カスタムメイド装置の製作に期間を要するため、装着開始までに待ち時間があります
- 治療後は後戻りを防ぐため、保定装置の使用が必要です
おおよその費用
裏側矯正を含む矯正治療は保険が使えない自由診療にあたります。参考として当院のワイヤー矯正の料金を記載します。裏側矯正はカスタムメイド装置の設計・範囲によって費用が変わるため、無料の初診相談で個別にご案内します。
矯正精密検査+診断料 30,000円
成人矯正(ワイヤー・金属の装置) 700,000円
成人矯正(ワイヤー・上のみ目立たない装置) 750,000円
成人矯正(ワイヤー・上下共に目立たない装置) 800,000円
調整料・観察料 5,000円
リテーナー 30,000円
※お支払いは現金・クレジットカード・デンタルローン・院内分割に対応しています。
記載理由
平成30年6月1日に施行された医療広告ガイドラインに基づき、歯科医療を適切に選択いただくための注意事項として記載しています。
※副作用とリスクには個人差があります。※全て税抜の金額を表示。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。診断や治療方針は口の中の状態によって異なります。症状が気になる場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。